関連分野:流体工学・加工学・物理学
お知らせ
主な研究
藤澤 慶 (横浜国立大学 大学院 工学研究院 システムの創生部門 准教授)
学部4年:2名
*私たちの研究室では、内部・外部問わず、新しいメンバーを常に歓迎しています。基礎から一緒に勉強するので、加工学・流体工学などを研究したことがない人でも大丈夫です。また、教員・共同研究先による実験のサポートも充実しています。新たに大きなプロジェクトが始まるので、興味のある方は、ぜひご連絡ください!
国内外の大学・研究所と共同研究を積極的に行っています。
企業・研究期間のかた向け学部・大学院での配属を希望される方の研究室見学を随時受け付けています。留学生・他大学からの大学院受験も歓迎しておりますので、お気軽にご相談ください。これまでに、他大学・メキシコ・ベトナムの留学生が在籍しています。また、教員の海外経験を活かし、インド・オーストラリア・アメリカ合衆国・デンマークなど海外への学生派遣にも積極的に取り組んでいます!
研究テーマの特性上、当初予定していたアプローチを変更して研究する場合があり、予測できない変化にも臨機応変な対応が必要です。 そのため、白黒思考に陥らず、柔軟な発想ができる人におすすめな研究室です。また、実験系テーマが中心のため試行錯誤したり、手を動かすのが好きな人は楽しめると思います。新たな分野を一緒に開拓していきましょう!
*本研究室では、国内外の研究機関・大学・民間企業との共同研究を積極的に行っているため、チーム作業が必要な場合があります。共同研究先・教員・民間企業の技術者と共同で取り組むことができる協調性や柔軟性を大切にしています。「自分の研究は必ずこうでないといけない」と強いこだわりを持つ学生さんは、当研究室の方針と合わない場合があります。
ミーティングは週一/隔週(15分程度)で研究テーマごとに行っています。頻度は少ないですが、共同研究先や民間企業の技術者とも打ち合わせを行っています。様々な視点から自分の研究を見ることで、研究の視野が広がります。
4月に論文ゼミと呼ばれる新入生向けの勉強会を行っています。テーマに関連する論文を各自が読み発表します。研究室で作成した解説スライド(毎年更新)を先輩と一緒に読みながら学ぶので、論文を読むのが苦手なひとでも大丈夫です!一緒に勉強しましょう!
研究の理解が深まるように発表会は年3回を予定しています。制御・メカトロ・ロボット系の他研究室と合同で行っています。ミーティング・論文ゼミ・発表会を通じて成長できたなと思える環境があります。
本研究室で扱うテーマは一見すると分野横断的なものが多いですが、大学の科目では「流体力学」や「加工学」・高校の科目では「物理学」がその基礎にあります。これらの科目・研究に興味がある方は是非一緒に研究しましょう!
・機械材料棟: 実験室
・工学基礎棟5階: 学生室(B4: 2名)
まだ学生数が少なく新しい部屋のため全体的に解放感があります。プリンター・電子レンジ・電気ポッド・冷蔵庫が揃っています。建物すぐ近くにキッチンカーが来ます。また、少し歩いたところに食堂とコンビニもあるので快適です!
ミーティングと発表会がありますが、コアタイムのない研究生活を送れます。比較的緩い研究室ですが、メリハリのある研究生活のため、バイト・部活・サークル・趣味との両立がしやすいのは藤澤研の魅力です。
半導体産業や金属加工産業を支える技術として研磨技術があります。一見、地味に見えるかもしれませんが、近年のテクノロジー進化に伴い熱い分野になっています。材料の表面を滑らかにする研磨技術は多くの材料加工工程で使われていますが、半導体材料であるSiC(シリコンカーバイド)やステンレスなどの硬い材料の研磨加工には非常に多くの時間がかかります。
本研究室では、銅粒子を含有した樹脂を使った新しい高速研磨技術を開発しています。様々な材料の配合や組み合わせ・加工条件が考えられ、それらの影響を明らかにすることで研磨工程の短縮を目指しています。具体的には、「定盤材料に関する研究」と「定盤溝に関する研究」を進めています。実際の研究では、樹脂の調合・定盤材の切削・走査電子顕微鏡(Scanning Electron Microscope, SEM)やレーザー顕微鏡などによる表面観察をします。
「新たな加工技術の追求にともに挑戦する仲間を求めています!」
『銅-樹脂定盤による高速研磨技術の開発』に関連するテーマで、銅-樹脂定盤による高速研磨現象のメカニズムを明らかにし制御するため、樹脂中の銅粒子分布の観察を行っています。銅粒子が樹脂中でどのように運動するかを流体力学的観点から研究しています。また、関連する理論の構築も並行して行っています。実際の研究では、顕微鏡観察や試験片作成のため切削加工なども行います。
『銅-樹脂定盤による高速研磨技術の開発』と『樹脂中の銅粒子分布に関する研究』は新しいテーマですが、共同研究で特に力を入れているテーマです。2024年からの中心的な研究テーマとなっています。これらを組み合わせて、加工分野での社会貢献を目指しています。ともに挑戦しましょう!
作動流体として水や油を扱う液体機械を中心に研究しています。実験やモデルによる数値計算を用いて流体機械内部の流れだけでなくポンプキャビテーションと呼ばれる現象のメカニズム解明を目指しています。また、液体中に存在する様々なスケールの気泡の制御技術にも力を入れています。
2025年からの中心的な研究テーマです。
金属造形の中でも加工技術と感性の共有を中心に研究しています。
4月 研究室配属 新歓
4月 論文ゼミ
5月 トライボロジー会議 春 東京(締切12月)
5月 打ち上げ
6月 B4 0次中間発表(他研究室と合同)
8月 大学院入試・夏季休暇
8月 ビアパーティー
8月 International Symposium
9月 夏季休暇
10月 B4 中間発表
1月 年末年始休暇
2月 卒研発表
3月 卒業生旅行・春季休暇
*土日祝休み
横浜国立大学
藤澤研究室
email: fujisawa-kei-bdアットynu.ac.jp
神奈川県横浜市保土ケ谷区常盤台79番5号
機械・材料棟(N6-5)