藤澤研究室

流体生産システム研究室は、2024年4月に発足した研究室で、ものづくりの上で重要な流体現象をベースとした新たな流体生産システムの創出を目指しています。高速研磨加工や流体機械などの混相流現象(気液二相流・固液二相流)を軸とするテーマを研究しています。機械技術の効率向上に貢献するトライボロジーや流体機械にも関連する研究領域を得意とする研究室です。流体現象の実験とモデリングを中心とした研究が中心ですが、機械情報・データ科学などを応用した生産システムや産業IoT技術の開発も進めています。

関連分野:流体工学・加工学・物理学


お知らせ


主な研究

研究室

藤澤 慶 (横浜国立大学 大学院 工学研究院 システムの創生部門 准教授)

学部4年:2名


*私たちの研究室では、内部・外部問わず、新しいメンバーを常に歓迎しています。基礎から一緒に勉強するので、加工学・流体工学などを研究したことがない人でも大丈夫です。また、教員・共同研究先による実験のサポートも充実しています。新たに大きなプロジェクトが始まるので、興味のある方は、ぜひご連絡ください!



共同研究・受託研究について

国内外の大学・研究所と共同研究を積極的に行っています。

企業・研究期間のかた向け

藤澤研究室を志望される方へ

学部・大学院での配属を希望される方の研究室見学を随時受け付けています。留学生・他大学からの大学院受験も歓迎しておりますので、お気軽にご相談ください。これまでに、他大学・メキシコ・ベトナムの留学生が在籍しています。また、教員の海外経験を活かし、インド・オーストラリア・アメリカ合衆国・デンマークなど海外への学生派遣にも積極的に取り組んでいます!


研究テーマの特性上、当初予定していたアプローチを変更して研究する場合があり、予測できない変化にも臨機応変な対応が必要です。 そのため、白黒思考に陥らず、柔軟な発想ができる人におすすめな研究室です。また、実験系テーマが中心のため試行錯誤したり、手を動かすのが好きな人は楽しめると思います。新たな分野を一緒に開拓していきましょう!

*本研究室では、国内外の研究機関・大学・民間企業との共同研究を積極的に行っているため、チーム作業が必要な場合があります。共同研究先・教員・民間企業の技術者と共同で取り組むことができる協調性や柔軟性を大切にしています。「自分の研究は必ずこうでないといけない」と強いこだわりを持つ学生さんは、当研究室の方針と合わない場合があります。

ミーティング

ミーティングは週一/隔週(15分程度)で研究テーマごとに行っています。頻度は少ないですが、共同研究先や民間企業の技術者とも打ち合わせを行っています。様々な視点から自分の研究を見ることで、研究の視野が広がります。


論文ゼミ

4月に論文ゼミと呼ばれる新入生向けの勉強会を行っています。テーマに関連する論文を各自が読み発表します。研究室で作成した解説スライド(毎年更新)を先輩と一緒に読みながら学ぶので、論文を読むのが苦手なひとでも大丈夫です!一緒に勉強しましょう!


発表会

研究の理解が深まるように発表会は年3回を予定しています。制御・メカトロ・ロボット系の他研究室と合同で行っています。ミーティング・論文ゼミ・発表会を通じて成長できたなと思える環境があります。


研究分野

本研究室で扱うテーマは一見すると分野横断的なものが多いですが、大学の科目では「流体力学」「加工学」・高校の科目では「物理学」がその基礎にあります。これらの科目・研究に興味がある方は是非一緒に研究しましょう!


研究環境

・機械材料棟: 実験室

・工学基礎棟5階: 学生室(B4: 2名)

まだ学生数が少なく新しい部屋のため全体的に解放感があります。プリンター・電子レンジ・電気ポッド・冷蔵庫が揃っています。建物すぐ近くにキッチンカーが来ます。また、少し歩いたところに食堂とコンビニもあるので快適です!

ミーティングと発表会がありますが、コアタイムのない研究生活を送れます。比較的緩い研究室ですが、メリハリのある研究生活のため、バイト・部活・サークル・趣味との両立がしやすいのは藤澤研の魅力です。



PROFILE